わが国では、かつて1970年以降の高度成長期に“魔法の材料”として石綿が年間30万トン以上輸入され、その8割が建材として使われました。それから約40年経過し、当時作られた建物の解体改修工事がこのさき本格的に発生すると考えられます。しかしながら、専門的な知識が無いまま工事をしたための被害も後を絶ちません。
 そのような現状の中、アスベストの診断・分析・除去・処分まで、安全かつ適正なアドバイスのできる専門家集団として、アスベスト診断士が協力してできた組織が『日本アスベスト調査診断協会』なのです。

 ご存知ですか?改正大気汚染防止法が改正されました。

届出義務者が工事の施行者から発注者へ変更になりました。

特定粉じん排出等作業*の実施の届出義務者が、工事の施工者から、工事の発注者又は自主施工者に変更されました。
 *吹付け石綿等が使用されている建築物等の解体、改造、補修作業

解体等工事の事前調査義務付けされました。
 解体工事などの受注者は、石綿使用の有無について事前に調査をし、その結果等を解体等工事の場所へ掲示することが義務づけられました。(罰則規定/3ヶ月以下の懲役又は30万円以下の罰金)


 重要となる事前調査

 企業会計基準委員会が2010年4月1日以降の事業について資産除去債務を適用するとしたため、上場会社とその子会社は、それについて負債計上する必要が生じました。また、上場していない会社であっても事前調査をしていない建築物・工作物などを売買するときには注意が必要となります。
 アスベストについても一定の専門的な知識を持った資格者が事前調査をする必要があります。


 健康被害をこれ以上増やさない

 アスベストを吸入することで生じる疾患として、石綿肺、肺がん、中皮腫、良性石綿胸水、びまん性胸膜肥厚があげられます。なかでも中皮腫は潜伏から30~50年後に発症し、5年以上の生存は稀であるという統計があり、根本的な治療方法は現在のところありません。
 建物以外にも、船舶の断熱材、自動車等のブレーキパッドにもアスベストが使用されたものがあり、将来解体などが行われる際に被災する可能性もあります。過去には、2008年に兵庫県で阪神淡路大震災時の解体工事に従事していた人がアスベストの労災認定を受けました。また札幌でも、ボイラー室に勤務していた方の訴訟例もあります。
 今後そのようなことが無いよう、正しい知識と適正な対応が必要です。

【調査実績】
釧路美原小学校・釧路美原中学校・釧路武佐小学校・北海道マツダ・中標津体育館・釧路鶴野小学校・釧路興津小学校・羅臼町役場庁舎・羅臼町給食センター・羅臼小学校・春松小学校・羅臼幼稚園・ウニ種苗センター・湧別町文化センターさざ波・湧別町文化センターTOM・上湧別農村環境改善センター・芭露畜産センター・湧別総合体育館・中湧別総合体育館・ふるさと館JRY・湧別図書館・上湧別小学校・中湧別小学校・開盛小学校・富美小学校・上湧別中学校・湧別中学校・学校給食センター・芭露小学校・上湧別庁舎・湧別庁舎・社会福祉会館・東山浄水場・湧別終末処理場・保険福祉センター・レイクパレス・遊YOUプラザ・チュウリップの湯・中湧別保育所・高齢者福祉センター・中標津町温水プール 等  (敬称略・順不同)


除去・撤去・処分まで安全かつ安心できる方法を、
専門的な立場からアドバイス・コンサルティングさせていただきます。






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